『分煙壁新聞』No.19 1999.12.5.分煙堂本舗・発行/ 〒115 東京都北区神谷3−28−12−2B ■たばこ病訴訟第9回口頭弁論が11月30日、東京地裁で行なわれ、荒木原告が 出廷。JTは『第5準備書面』を提出し、「発癌にはさまざまな要因が考えられ、 まだ未解明」等と主張した。 ◆JT代理人=次回、本件との関係について主張し、それで一応(主張を)終える 。 ◆伊佐山弁護団長=被告JTは「原告は疫学を正しく理解していない」と言ってい るが、JTこそ疫学の基本を誤解または曲解している。具体的には次回、疫学の専 門家の意見書を提出し反論する。先月、米フィリップモリス社は「喫煙は肺癌等の 重大な病気を引き起こす」と因果関係を認め、また喫煙の習慣性も認めた。世界的 に認知され、タバコ会社さえ認めていることをJTは否認または曖昧化している。 また、原告は被告国の求釈明に対し答えてきたが、国は11月20日付で「タバコ は家庭用品規制法の規制対象ではない」として法律論のみを論じ、「原告らは肺癌 等の疾病に罹患したことに対する損害の賠償を求めているのであるから、当該疾病 に罹患したことによる損害との間に相当因果関係がある措置義務違反を主張しない 限り(すなわち、損害との関連における具体的作為義務の主張がない限り)、その 請求は結局、当該主張に係る厚生大臣の採るべき措置と損害発生との間に因果関係 を欠くこととなり、棄却を免れない」と主張し、喫煙と肺癌等の因果関係など重要 な論点について回避している。厚生省は喫煙と肺癌等の因果関係について『たばこ 白書』等で明確に認知しているのであるから、当法廷における被告国の対応は二枚 舌そのものである。 ◆裁判長=では、次回は引き続きJTの主張と原告の反論ということで。 →JT『第5準備書面』希望者は800円を分煙社会をめざす会迄。 ※送金は紙幣・ふみカード・切手(額面100円以下)・図書券・定額小為替等を適当 に組合せて下さい。 ■11月11日、厚生省は「喫煙と健康問題に関する実態調査」の結果を発表(12858人 回答)。成人喫煙率は男52.8%、女13.4%、15〜19歳喫煙率は男19.0%、女4.3% で、タバコ依存症の喫煙者は53.9%(約1800万人)。 ■タバコ問題首都圏協議会では、若い世代の喫煙を助長するような言動(TV番組 での喫煙・広告出演等)が目立つ有名人を選出する「ワースト・スモーカー・コン テスト」を開催しています。皆様の投票をお待ちしています。 ◎葉書・Fax・Eメールで。または集会等で直接投票。 ◎毎月1回投票できます(3名連記)。 ◎1位5点、2位3点、3位1点として毎月集計し、毎年5月に年間ワーストを決 定、マスコミ等に発表します。 ◎任意の投票用紙に、投票年月/ワーストスモーカーの氏名(1〜3位迄順位を付 ける)・肩書・選んだ理由/投票者の住所・氏名、を明記。抽選で禁煙グッズを贈 呈します。 →〒102 千代田区飯田橋2−1−4九段セントラルビル203 TOPIC内 タバコ問題首都圏協議会・WSC宛/Fax.03−3222−6780 ■大東京しあわせ生命(10.13)・ソニー生命(11.2)・アメリカンファミリー(12.1) もノンスモーカー保険を相次いで発売。一方、先発のマニュライフセンチュリーは 癌診断一時金を付けた「すわんライト」を新発売(11.1)。タバコと癌を結びつけ た点が注目されます。 《日程》 ▼12月12日(日)13:00=NHK総合テレビ「中学生日記」→未成年者喫煙禁止法 について/12月19日再放送 ▼12月18日(土)18:00=首都圏協望年会【神楽坂エミール】申込→03-3222-6781 ▼12月24日(金)18:30=分煙の会 定例会【神保町・ひまわり館】→歩きタバコ3 ▼1月9日(日)14:00=千葉の会 総会&記念講演会【船橋中央公民館】参加無料 ▼1月21日(金)18:30=分煙の会 定例会【神保町・ひまわり館】 ▼2月15日(火)10:00=たばこ病訴訟・口頭弁論 【東京地裁627号法廷】 ▼4月25日(火)10:00=たばこ病訴訟・口頭弁論 【東京地裁627号法廷】